SHUMOKU GALLERY
岸本清子 -天下布愛-
Sayako KISHIMOTO
会期 開廊日:3/13(水)、3/23(土)、4/3(水)、4/13(土)、4/23(火)
時間 18:00-24:00
会場 SHUMOKU GALLERY 461-0011 名古屋市東区白壁4-25 ライオンズマンション白壁112
電話 052-982-8858
MAIL info@shumoku.net
URL www.shumoku.net
この度SHUMOKU GALLERYでは、新スペースでの最初の展覧会として、名古屋市出身の芸術家・岸本清子
(1939-1988)の展示をいたします。
当ギャラリーでは、2017年に行われた「Retrospective」に続き、2度目の展示となります。
「天下布愛」と題された本展では、岸本が最も尊敬した人物の一人であるとされる織田信長の肖像を中心に展示いたします。
岸本は、1984年前後に確認されているだけでも数点の「織田信長」の肖像を描き、画中には「天下布愛」という文字を入れています。漫画的表現、グラフィティ的表現も想起させるような手法に、岸本の真骨頂ともいえる激しい筆致と独特の色遣いで描いた本作品群は、1980年代の先駆者的表現であると同時に、現代においても強い印象を与えます。奇しくも信長と同じ49歳でこの世を去ることになった岸本。その晩年における重要な作品を、没後初めて公開いたします。
今回、特別な開廊時間を設定しています。かつて岸本が3という数字を好んだという逸話から、3の付く日のみの開廊。時間は、かつてネオ・ダダイズム・オルガナイザーズが深夜12時まで展覧会を行ったという故事にちなみ、6時から12時までとしました。是非ご高覧を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
1939年愛知県生まれ。88年に乳癌で死去。享年49。愛知県立旭丘高等学校美術科卒業後、多摩美術大学日本画科に入学。在学中の60年よりネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ展に参加し、篠原有司男、赤瀬川原平、吉村益信ら創立メンバーの中で、唯一の女性作家として活動。60~70年代には活動の場を東京に移すが、79年、乳癌の発症を機に名古屋に戻る。
同時企画:SHUMOKU CAFE 特別展示「桜・鬱金香」
馬場駿吉連続トークイベント
第二回「岸本清子をめぐって -人と作品の周辺」
2019年3月16日(土) 開場 17:30 開演 18:30
定員:20名 会費 3000円
会場 SHUMOKU CAFE 東区橦木町1-18 文化のみち橦木館内