連続トークイベント「馬場駿吉×ARTISTS」のお知らせ
連続トークイベント【馬場駿吉×ARTISTS】
俳人・馬場駿吉氏と、SHUMOKUGALLERYに所縁のあった作家を一夜ごとに取り上げて紹介する連続トークイベントを開催いたします。 馬場氏は、医師として活躍する一方で現代美術に深い関心と理解を示し、1950年代から現在に至るまで、数多くの重要な芸術家と継続的な友人関係を結んできたことでも、よく知られています。 会場は、SHUMOKUGALLERYが運営するカフェとして昨年オープンした、文化のみち橦木館内「SHUMOKU CAFE」です。この機会に皆様のご参加をお待ち申し上げております。 主催:SHUMOKU GALLERY 会場:SHUMOKU CAFE 名古屋市東区橦木町2-18 文化のみち橦木館内 定員:各20名 ご予約・お問い合わせ info@shumoku.net TEL:080-2137-8449(SHUMOKU CAFE) または 052-982-8858(SHUMOKU GALLERY) 馬場駿吉 愛知県立芸術大学客員教授 元名古屋ボストン美術館館長 俳人(ねんげ句会同人) 名古屋演劇ペンクラブ理事長 名古屋市立大学名誉教授 日本耳鼻咽喉科学会名誉会員 中学時代に俳句入門。医学教育、研究、診療のかたわら句作。 1960年代初頭より、詩人瀧口修造とその周辺の多くの芸術家たちの知遇を得て、美術、演劇、映像、舞踊、音楽、文学など、現代芸術の最前線を横断する評論、エッセイを新聞、雑誌などに執筆。 句集・美術論集・医学専門書など著書多数。 第一回「荒川修作、その人と作品 - オブジェ、絵画、そして建築へ」 2019年2月22日(金) 開場 17:30 開演 18:30 会費 3000円 ゲスト:松原智子(アーティスト) 1979 名古屋市生まれ 2005 東京藝術大学大学院修士課程修了 東海地方を中心に個展・グループ展多数 父は荒川修作の弟。 第一回目は名古屋市出身のコーデノロジスト・荒川修作を取り上げます。 二人の公私に渡る親交は、1970年代以降晩年まで続き、これまでも様々な機会で語られています。 今回は初めて、松原智子との対談形式という形をとり、これまであまり知られていなかった荒川の素顔を語ります。 第二回「岸本清子をめぐって ー 人と作品の周辺」 2019年3月16日(土) 開場 17:30 開演 18:30 会費 3000円 名古屋市出身の芸術家・岸本清子(1939-1988)は、荒川修作や赤瀬川原平らとともに、1960年に結成された前衛芸術集団「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」に参加した女性作家として知られています。その独特の画風とパフォーマンスで、印象的な晩年を名古屋で過ごした岸本の姿とその作品とともに語ります。
第三回「武満徹と瀧口修造ほか、周辺の人々」 2019年4月19日(金) 開場 17:30 開演 18:30 会費 4000円 ギター独奏:野村芳生 第3回は実験工房に所属し、前衛芸術家で作曲家の武満徹(1930-1996)を取り上げます。 クラシックギターの名手野村芳生が、自身初となるオール武満徹プログラムを演奏します。 その後、武満徹と深く交流し、前衛音楽にも造詣の深い馬場氏が、当時の武満徹や、瀧口修造といった作家たちを語ります。 野村芳生(のむら よしお クラシックギター奏者) 名古屋市生まれ。'63年よりギターを始め、地元名古屋を中心に全国各地でギター独奏の他、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、歌、など様々なアンサンブル活動を行う。 '08年より名古屋市東区の日本福音ルーテル復活教会にて「午後のひとときコンサート」を主宰。 演奏予定曲目 フォリオス (Folios 1974) 全3曲中より 第I曲目 森のなかで (In the woods 1995) 全3曲中より 第I曲目 すべては薄明のなかで (All in twilight 1987) 全4楽章 ―パウル・クレーの同名の作品から受けた印象にー 他