​山村 國晶(1942-)

Kuniaki YAMAMURA

1942年、名古屋生。

1960年、愛知県立旭丘高等学校美術科卒。

1966年、武蔵野美術大学卒。

高校卒業後、高畠達四郎に師事。在学中は山口長男、森芳雄、麻生三郎らに油彩画を学ぶ。

一方で大学在学中より南画廊、東京画廊など当時最先端の現代美術を紹介するギャラリーに足繁く通い、そういった場所でジャン・フォートリエ、ピエール・スーラ―ジュらアンフォルメルの画家たち、またジャスパー・ジョーンズ、ロバート・ラウシェンバーグ、サム・フランシスらアメリカの現代美術アーティストたちに強い影響を受け、当時あった一方で当時、東京で起こっていた様々な芸術運動を間近に見て過ごす。大学卒業後は名古屋に戻り、アメリカの現代美術に東洋的な色彩、フォルムの要素を加味した、サイケデリック流行の時代を反映した独特のフリーペインティング、ドローイングを発表し、評価を得ている。28歳ごろからは大学で教鞭を執りながら,その時代に作りあげたスタイルを追求し続け、1970年代後半より単一の鍵型のようなフォルムに到達して以降、独自のミニマルな図形を繰り返すペインティングを発表し続けている。初期より現在に至るまで一貫して、下書きをせず細い筆を用いてフリーに形をつないでいき幾重にも色を塗り重ねることで堅牢な画面を完成させる画法を貫いている。その形、色彩は年代ごとに刻々と変化していき、現在でも続けられており、結果、オリジナリティの高いポップな作風になっている。60年代の作品から現在に至るまで、その特殊な空間造形能力と自己投影のように執拗に繰り返される単一のモチーフによる芸術性は衰えを見せない。一見シンプルで空虚に見える画面は初期の作品に見られるような、内から湧き出る膨大な情報処理の果てと捉えることができる。

Exhibition

1966年 桜画廊(名古屋)

1968年 シロタ画廊(東京)

1969年 ギャラリー16(京都)

1984年 伽藍洞ギャラリー(名古屋)

1994年 ギャラリーレストレー(スイス)

2006年 ギャラリーアーブルキュル(スイス)

2015年 SHUMOKUGALLERY(名古屋)

2016年 SHUMOKUGALLERY(名古屋)

 

Group Exhibition

1966年 第1回フランス政府留学毎日美術コンクール出品(京都市美術館)

1967年 第4回国際青年美術家「日本、アメリカ展」出品(東京・西武百貨店)

1969年 第13回シェル美術賞展出品「佳作賞受賞」(東京・霞が関ホール)

1980年 第19回ホアン・ミロ国際コンクール出品「賞候補」(スペイン・ミロ財団美術館)

1987年 ブタペスト国際美術展出品(ハンガリー・ブタペスト国際青年クラブ)。

1992年 メデューム2国際現代美術展出品(ルーマニア・グラスバーン国立美術館)

2013年 アイチのチカラ戦後70年愛知の美術(愛知県美術館)

2014年 ミニマル/マキシマル特集展(愛知県美術館)

Art Fair

2018年 ART FAIR TOKYO 2018

2018年 ART BUSAN 2018

 

収蔵先

愛知県美術館(愛知県)、瀬戸市美術館(瀬戸市)、グラスバーン国立美術館(ルーマニア)、ニース市国際会議場(スイス)、旧東海銀行ニューヨーク店(アメリカ)、カレッジ・サンピテ(スイス)

作品集

山村國晶作品集/EDI出版

山村國晶の絵画

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